メモ

3月に書いたメモ(2)

僕は一生結婚しないだろう。親になるのはいいかもしれない。やわらかい身体でやわらかい身体に触れ合うこと。でも僕の身体はとても硬くて、だからいつもふわふわとしたパジャマみたいな服を着ていたい。 奇数は男性的で、女性は偶数的だ。とすれば中性はどん…

3月に書いたメモ(1)

大きく息を吐く。何だっていいんだ、という超俗的で、反社会的かもしれない遺伝子が、僕の中で疼いている。僕は自由に生きていいんだ。もしかしたら、楽しく生きられるかもしれない。はみ出ててもいいし、変則的でもいい。人と人の間にある、言葉にならない…

ノート

(……)たしかに、心の底では、みんな同じなのかもしれない。もう少し浅いところに、静かな自分らしさがある。浅いところに、本当は神秘があるのかもしれない。だって、本当に普遍的な真実は、宇宙に満遍なく、当たり前に存在していて、真実と神が近しいなら…

メモ(温度)

顔色がぞっとするほど悪い。ここのところ殆ど書いてないし、何も読んでいないし、何も聴いていない。眠って、起きるととても憂鬱なので、あまり眠りたくない。爪が伸びている。 あまりに不規則な生活のせいか、それともろくなものを食べてないせいか、体調が…

メモ(断片)

「今ここ」に縛られているときと、「今ここ」に解き放たれているときがあって、「あ、関係ないんだ」と、急に気付くときがある。「今ここ」、僕がいる「今ここ」以外は、僕にとって関係ないんだと気付く。関係あると思っているのは、僕の止まらない思考だけ…

メモ(小説についてなど)

よく人間には意識の階層がある、と言われているけれど、僕は自分の中に、大きく分けて、俗の意識と、内面的な(その一番底は無の)意識のふたつがある、と感じている。意識の底には、全くの無が拡がっている、ということが、段々本当らしく思えるようになっ…

詩のようなメモ

全てが遠い。遠くて、何ひとつ僕を傷付けるものなんて無い。人たちが何か言っている。それは僕のことであって、僕のことではない。だって僕は、ここにいて、ここにいる僕だけが僕なのだから。何も、感情的に受け止める必要なんて無いんだ。 私は私の静かなね…

『世界が歌であったなら』のためのメモ

僕は、僕なりには、苦しい年月を過ごしてきたと思います。今は、人生は、誰にとっても、決して楽なものではない、と思えてなりません。昔は、自分だけが辛いのだ、とばかり思っていました。真剣に砂遊びをする子供同士みたいに、人と人とが自然な距離で、い…

(抑鬱状態で書いたメモ)

私はそこに何百回も行った。千回を超えているかもしれない。 私は別に書かなくても、満足していられる人間なのかもしれない。それどころか人の評価さえ全く考慮せずに生きていけるのではないだろうか? ジム・ホールというジャズ・ギタリストが言っていた。…

メモ

ポップな気持ちを忘れて、切羽詰まったような気持ちで、何もかもを捨てなければならないような衝動を、一日に何度も感じている。「風に触れることが出来そう」という言葉によく出会う。今の僕には、その感覚は分からない。何もかもが、とても希薄で、縁遠い…

雑記

この世がたった一回きりだということは、きっと本当のことだ。みなが個人的に繋がれたらいいと思う。ひとりひとりに、音と光に満ちたサウンド・ルームがあって。 この世から別れていくことが、僕には悲しい。だって、この世界はいつも、目映いほどに美しいか…

メモ

*この頃僕は、自分のことが本当にどうだっていい。かなり明確に死に惹かれている。僕は多分、けっこう苦労してきたと思うのだけど、それというのもやはり、自分の生にあまりに執着してきたし、何かを取り戻そうと躍起になっていたと思う。生きることは、死…

メモ(生きていること、いないこと)

1月12日、死んだら楽になれるだろうか? しばしば、僕は死ねないのではないかと思う。生きている、とは、多分死ねるということだ。でも、すとん、と身体が死んでも、苦しみみたいなものは残り続けてしまうのかもしれない。消滅、なんてこの世界には無いのか…

メモ

この世にはこの世を超えた場所があって、そこには暖かみはない。透明な凍えがひたすらあるだけ。この世には音と光があって、……生きるとは苦しいことかもしれない。枯れていきたい。急速に。音楽があるってなんて素敵なことなんだろう。ロックがあるって。全…

メモ

書くことに集中していたいのだが。こういうことがあった。庭先で花を見付けるように、太陽が電線を伝って、私の部屋にやってきた。 抽象画が好きだ。何故好きなのかは分からない。感情が自然に付いていって行く。昔の自分を追おうとすればするほど、私は遠く…

ノート(この頃のこと、前々から続くこと)

ニック・ドレイクやグレン・グールドの音楽には、とても強い愛着を感じる。僕の生と密接に関連していて、そう、死ぬときにも流していたいような音楽。僕は感傷的な人間なのかもしれない。自分の思い出や懐かしさや、自分自身の感情を超えた場所に、行きたく…

メモ

やわらかい。意味の無さに入ると何でこんなに気持ちいいのだろう? 夜の間、歩き回れるひとつの街が欲しい。背中の骨がスポンジになって乾燥していくような不安。「背を焼くような借金」という表現が梶井基次郎の『檸檬』の中にあった。 感情と感覚。青。は…

メモ

*明るく、花の匂いにつつまれた朝の、明るさが続く昼、レース越しのカーテンの傍で、私は毒を飲みたい。 *じゃあ、カルテにも慣れること、あるんですね? *人は探し続ける動物です。探すのをやめないで。 *ねえ、夜にしか興味がない。 *離れ島の薬の匂…

メモ(mouse2)

ただよりいっそう気持ちよくなるためだけに生きて、何がいけないんだろう? 僕はただ書いていたい。読むことの快楽を味わっていたい。麻薬。脳内麻薬。人は、たまたま風向きが良かったり、悪かったりする。神さまがいるとすれば、それは人間が風向きを読めな…

メモ(元気が出ない)

苛立たしいような不安の中にいる。静かな場所に行きたい。身体的にも、精神的にも。元気が出ない。 自分が苦しいとき、他人の幸せを願うことは、とても、とても難しいことだ。僕にはとても無理かもしれない。僕の暗い顔や言動を喜ぶ人はいないと思う。まず、…

メモ(mouse)

ただ一層、気持ち良くなりたい。灰色の筋繊維から解放されたい。人は、たまたま風向きが良かったり、悪かったりする。全ては偶然だ、と知っている人の方が幸福だろうか? 皆、偶然性に左右されて生きている。偶然性は、人間の都合の外にある。人間に出来るの…

ちょっとしたメモ

僕の心の中には「部屋の中でだけ自己完結していたい」という気持ちと「誰かと繋がりたい」という気持ちがあって、でも後者の気持ちは今、少し遠くて、僕自身、そんな気持ちは殺されてしまえばいいと思っていた。同時に、寂しさを無くしてしまってはいけない…

ジャンクなメモ

(最近書いていて、捨てようと思っていたメモの断片です。特に内容は無いのだけど、捨てるのも惜しく思えたので、上げておきます。) 私はこの世界の全てを知りたい。私はこの世界そのものになりたい。全て混沌へと還してしまえ。そこから掬い取れる唯一の形…

32歳で聴いた音楽

32歳の誕生日にiPodの再生回数をリセットして、それから1年間で聴いた音楽です。1曲を最後まで再生すると1回とカウントされます。SongsInfoというアプリを使っているのですが、とても便利で、ミュージシャン毎のランキング形式で表示されるところもとても面…

夜の音たち

*私は私としてここで完結している。昼間の私は分散していて、何処にもいない。いろんなことが気に掛かっている。ピアノを弾く以前に、ピアノを弾く意味に思い悩んでいるピアニストみたいに。夜、みんなが寝静まりつつある時間、私はピアノそのものになる。…

言葉(形)についてのメモ

このところ、あまり頭の具合が良くない。ぼんやりとしていて現実感が無く、さらに悪いことに『ひぐらしのなく頃に』の今年の新作を見ていた。『ひぐらし』自体は悪いアニメではないんだけど、あまり楽しめる心境ではなくて、暗い気分になってしまった。何し…

メモ

僕は書くという作業をとても愛していた。字のためのオブジェ。死語のための墓。頭の回転と混乱を想像によって得ること。それこそが僕の求めることで、僕は確信というものを全般的に軽蔑していた。意味に拘るほどに、僕は僕の世界を窒息させてしまう。確信は…

雑記2(病気と正気について)

死んでしまうと思えば、大抵のことは許せるものだ。一極に集中すること。人を尊敬すること。深く世界に集中すること。一秒後に死ぬかもしれないのだから。 どんな言葉だって面白いと言えば面白いから、敢えて詩集を読むことは少ない。僕は活字の海に沈むこと…

どうでもいいことばかり

どうでもいいことにかかずらって生きている。今の環境のままではどうしようもない、という切迫した気持ちが、いつの間にか環境に慣れることにばかり精一杯になって、環境に慣れるということは、つまり鈍感になることだ、と気付いたときには、もう何も感じな…

雑記8

もっとふわっと生きていたいとよく思う。ただ機械のように、キーボードをぱちぱち言わせていたい。虫が鳴いている。虫が鳴いていることは、孤独を倍加させる。秋の虫はもう死にかけている。僕はコンピューターになりたいと思うことがよくある。コンピュータ…