メモ

メモ

この世にはこの世を超えた場所があって、そこには暖かみはない。透明な凍えがひたすらあるだけ。この世には音と光があって、……生きるとは苦しいことかもしれない。枯れていきたい。急速に。音楽があるってなんて素敵なことなんだろう。ロックがあるって。全…

メモ

書くことに集中していたいのだが。こういうことがあった。庭先で花を見付けるように、太陽が電線を伝って、私の部屋にやってきた。 抽象画が好きだ。何故好きなのかは分からない。感情が自然に付いていって行く。昔の自分を追おうとすればするほど、私は遠く…

ノート(この頃のこと、前々から続くこと)

ニック・ドレイクやグレン・グールドの音楽には、とても強い愛着を感じる。僕の生と密接に関連していて、そう、死ぬときにも流していたいような音楽。僕は感傷的な人間なのかもしれない。自分の思い出や懐かしさや、自分自身の感情を超えた場所に、行きたく…

メモ

やわらかい。意味の無さに入ると何でこんなに気持ちいいのだろう? 夜の間、歩き回れるひとつの街が欲しい。背中の骨がスポンジになって乾燥していくような不安。「背を焼くような借金」という表現が梶井基次郎の『檸檬』の中にあった。 感情と感覚。青。は…

メモ

*明るく、花の匂いにつつまれた朝の、明るさが続く昼、レース越しのカーテンの傍で、私は毒を飲みたい。 *じゃあ、カルテにも慣れること、あるんですね? *人は探し続ける動物です。探すのをやめないで。 *ねえ、夜にしか興味がない。 *離れ島の薬の匂…

メモ(mouse2)

ただよりいっそう気持ちよくなるためだけに生きて、何がいけないんだろう? 僕はただ書いていたい。読むことの快楽を味わっていたい。麻薬。脳内麻薬。人は、たまたま風向きが良かったり、悪かったりする。神さまがいるとすれば、それは人間が風向きを読めな…

メモ(元気が出ない)

苛立たしいような不安の中にいる。静かな場所に行きたい。身体的にも、精神的にも。元気が出ない。 自分が苦しいとき、他人の幸せを願うことは、とても、とても難しいことだ。僕にはとても無理かもしれない。僕の暗い顔や言動を喜ぶ人はいないと思う。まず、…

メモ(mouse)

ただ一層、気持ち良くなりたい。灰色の筋繊維から解放されたい。人は、たまたま風向きが良かったり、悪かったりする。全ては偶然だ、と知っている人の方が幸福だろうか? 皆、偶然性に左右されて生きている。偶然性は、人間の都合の外にある。人間に出来るの…

ちょっとしたメモ

僕の心の中には「部屋の中でだけ自己完結していたい」という気持ちと「誰かと繋がりたい」という気持ちがあって、でも後者の気持ちは今、少し遠くて、僕自身、そんな気持ちは殺されてしまえばいいと思っていた。同時に、寂しさを無くしてしまってはいけない…

ジャンクなメモ

(最近書いていて、捨てようと思っていたメモの断片です。特に内容は無いのだけど、捨てるのも惜しく思えたので、上げておきます。) 私はこの世界の全てを知りたい。私はこの世界そのものになりたい。全て混沌へと還してしまえ。そこから掬い取れる唯一の形…

夜の音たち

*私は私としてここで完結している。昼間の私は分散していて、何処にもいない。いろんなことが気に掛かっている。ピアノを弾く以前に、ピアノを弾く意味に思い悩んでいるピアニストみたいに。夜、みんなが寝静まりつつある時間、私はピアノそのものになる。…

言葉(形)についてのメモ

このところ、あまり頭の具合が良くない。ぼんやりとしていて現実感が無く、さらに悪いことに『ひぐらしのなく頃に』の今年の新作を見ていた。『ひぐらし』自体は悪いアニメではないんだけど、あまり楽しめる心境ではなくて、暗い気分になってしまった。何し…

メモ

僕は書くという作業をとても愛していた。字のためのオブジェ。死語のための墓。頭の回転と混乱を想像によって得ること。それこそが僕の求めることで、僕は確信というものを全般的に軽蔑していた。意味に拘るほどに、僕は僕の世界を窒息させてしまう。確信は…

雑記2(病気と正気について)

死んでしまうと思えば、大抵のことは許せるものだ。一極に集中すること。人を尊敬すること。深く世界に集中すること。一秒後に死ぬかもしれないのだから。 どんな言葉だって面白いと言えば面白いから、敢えて詩集を読むことは少ない。僕は活字の海に沈むこと…

どうでもいいことばかり

どうでもいいことにかかずらって生きている。今の環境のままではどうしようもない、という切迫した気持ちが、いつの間にか環境に慣れることにばかり精一杯になって、環境に慣れるということは、つまり鈍感になることだ、と気付いたときには、もう何も感じな…

雑記8

もっとふわっと生きていたいとよく思う。ただ機械のように、キーボードをぱちぱち言わせていたい。虫が鳴いている。虫が鳴いていることは、孤独を倍加させる。秋の虫はもう死にかけている。僕はコンピューターになりたいと思うことがよくある。コンピュータ…

雑記7

ロボットに羞恥心は芽生えるのだろうか。言い間違いを検証して次の会話に備えるんじゃなくて、あんなこと言うべきではなかった、と思い悩んだりもするようになるのだろうか? 細かい間違いを嫌々引き摺りながら歩いて行くような生き方が、いつかロボットに理…

雑記4

学校の白い帰り道を思う。 柔らかい、遠い、憧れ。詩にはずっと憧れている。言葉にずっと、届かない愛情を抱いている。 焼却場が好きだ。形あるものが崩れて塵となることに限りない愛おしさを感じる。大量のゴミをかき混ぜる、巨大なUFOキャッチャーのような…

雑記6

マイルズ・デイヴィスとジョン・コルトレーンのラスト・ツアー(1960年)の音源を聴いている。マイルズの演奏はいつも通り味があって素晴らしいのだけど、コルトレーンの演奏が神がかっている。実際、コルトレーンは、1957年の7月、30歳のときに神の啓示を受…

雑記5

昔から、多分14歳頃からジャズが好きで、よく聴くようになったのは多分19歳か20歳くらいの頃からだと思うんだけど、この頃やっとジャズの良さが本当に分かるようになってきた気がする。本当に、かどうかは分からないけど、少なくとも本当に楽しめるようには…

雑記1

死にたい。何にも無い空っぽの部屋に行って、万年草みたいに半透明に生きていたい。昼間、錯覚ばかりの僕にもひとつだけ確信があって、それは死んだら全てになれるということだ。僕は消えたい。消滅したい。仮に僕がいなくても生活世界が持続するとしても、…

雑記

明日死んだら、この世の全ては終わるのだ。何もかもが終わる。世界は本質的に無だ。何にも無くなるのだ。天国も無い。残るものなんて何も無い。でもこの世で、あと10年生きたい。何故なら、きちんと言葉やギターを道具として使えるようになってから死にたい…

序文の序文のメモ

この頃、僕は随分古風な人間になっていると思う。新古今和歌集と徒然草がとても面白い。万葉集から現在までの歴史、そして未来の日本語のことを考える。漠然と言語について考える。万葉集以前から、人間というものが発生した瞬間から、人々はまず歌ったのだ…

何でもないこと

* 世界で一番楽しいこと。世界で一番楽しいことは幾つかある。書くこと。音楽を聴くこと。絵を見ること。 でも、世界はもっともっと深くて、楽しい、よりもさらに深い処があって。でも、何にしろ、僕には世界で一番楽しいことがある。歌を聴くこと。歌うこ…

ちょっと暗いこと、生活のこと

この頃、お金のことでいろいろ言われるので、考えなければいいんだけど、何となく先行きのことを考えてしまうし、お腹がとても痛くなる。僕には今、自由に使えるお金が、月に3万円あって、それでギターを買ったりしたのだけど、これは相当恵まれていると思う…

憂鬱なこと、それがとても美しいこと

憂鬱は美しいのだろうか? 僕は美しいと思う。憂鬱な光景は美しい。何故ならそこは、生命の束の間の輝きに満ちているから。憂鬱であれば憂鬱であるほど、飛べるときには高く飛べる。死ぬ瞬間に、何もかもが無意味で、無意味だからこそ美しかったし、今この瞬…

メモ(慣れないことをしたいな)

安いレフティ・モデルのギターを買うか、前から持っている、古い方のギターをレフティ仕様にしてもらう(ナットだけ換える)か、しようかな、と思ってる。レフティをメインにする気は無いのだけど、どうも右手で弦を押さえた方が、よく考えながら弾けるみた…

言葉たち

*明るく、花の匂いにつつまれた朝の、明るさが続く昼、レース越しのカーテンの傍で、私は毒を飲みたい。 *じゃあ、カルテにも慣れること、あるんですね? *けだるいような夏の天気。 *それが必要だからそれをするときと、それが必要だと思いたいからそれ…

ひとりごとのメモ

あなたは、この世界で生きるのが好きですか? 私はどちらかというと嫌いです。私と一緒に嫌いになってくれませんか? *私は、自分が人間であると自己規定しています。自然の風景は、私をそんなに生きる気にはしてくれない。宇宙も、世界の本質も、私には関…

メモ(一週間ほど前に書いた)

*歳を取っていくのは、それだけでいいことだと、僕は思う。自分の声を綺麗にしたいと長いこと思っていたし、僕は、本当に自分の声が嫌だった。歳を取って、ただでさえ汚い僕の声が、さらに老化していく、と考えることは、耐え難いことだった。でも、今は少…