メモ(溶けたいこと)

僕は多くの人たちがいろいろなものを大事にするのがどういうことか、段々分かってきてしまった気がする。両親が、多分世の両親の多くがそうだと思うのだけど、お金や勉強のことで、毎回、お前の為に言っているんだ、と言っていたのも、あながち嘘ではなかっ…

シャーペンのこと

ぺんてる5というシャーペンを、もう18年使い続けている。それまで多分100本くらいはシャーペンを買っていて、僕にとっての理想のシャーペンを探し求め続けていたのだけど、ぺんてる5を買ってからは、もうこれしか使っていない。ぺんてる5は6本持っている。そ…

キーボードのこと

パソコンのキーボードが好き。東プレのRealforceのAll45g荷重の初代のを以前、何年間か使っていた。とてつもなく長持ちするのがRealforceの売りのひとつだけど、エンターキーとスペースキーが少し軋むようになってきたので、第二世代(R2)に買い換えた。R2…

夢と標識と浮遊の、街

カーテンが揺れている。憑依されたように。心がリズムに合わせて踊るように。残酷なくらいのリアルがこの向こうにはあるのだろう。僕は一秒一秒を食べて生きられることの僥倖に浴して生きているけれど、グループホームにもデイケアにも行かないし、最後の煙…

ガラスのコップにまで許しを請うている。木の下で眠る夢から目覚めると、ゲームの無い世界にいて、僕の半分は木の下でまだ湖を眺めていた。全てがゴミのようにも見えたし、全てが寂しそうにも見えた。僕のせいで。僕には何のチャンスも巡ってこないだろう。…

花火

赤、青、緑、、、青、青、青…… 僕は君に届きたいだけ。でも僕は君に永遠に届かない。君はメールを透ってやって来る、その行間から、雨は降り続け、楽しい時も、悲しい時も、僕は酸性雨の中にいる。 海から選ばれ、空から選ばれ、僕は花火の最後の一粒。 僕は…

カプセル

ガラスの時計。カプセルの中に、いつまでもコインと枯れ葉。 脳波が虹のように垂れている。先ほどまで木の椅子に座っていた看護師の、やわらかな脳波が、夢のように、歌のように。 小石の上にはいつまでも枯れ葉。石盤の上には置き石。幾星霜の嵐、春、逆さ…

青い蜘蛛

青い蜘蛛紐を綴じるように目蓋を閉じて空を眼窩に閉じ込める、そこにお店を開けるように大好きな、銀色の、音楽を流せるように ディスプレイで、ちかちか光ってるけど、それは違う私のじゃない、あらゆるアニメやCGが、私に何かを伝えようとしているけれど、…

言葉では見えないけれど

言葉にならないことの多さ。そしてそれが、言葉の豊かさ。 まるで眠っているみたいに、夢の中でタイピングしていたい。 困っているのはあなた?、それとも僕?ベッドの上、僕は無限の数の住人で、一人で、たまに宇宙の全て。 何も見たりしない。盲目で、脳に…

人里離れた木の家でタイプライターで小説を書いていたい。 静かに、小さに、ひとり、ひとりで。 私 忘れられたピンボール・マシン白黒写真にだけ残ってる兄弟の、白骨化した遺体みたいに 静か 私はここにいるヘッドホンの中に ヘッドホンは、最強の武器異世…

個人主義

ゆっくりと、ゆっくりと、ゆっくりとカーテンを閉める何かを忘れているから、カーテンを開けっぱなしにはできないぐったりと悲しい思い出全ては繋がっているこの鉄がこの鉄であるということは宇宙の果ての鉄もこの鉄宇宙の始まりと共に全ては生まれたここも…

LEDの夕暮れ

生きていることの実感は美しい美しい、は生きていることの実感世界には100億人もの人々がいるらしいもう死んだ人も合わせれば.ということは100億もの世界があるということだろうか?全てを知りたい私の世界の、この世界の、そして100億の人々の世界の全て全…

非常ドア

何も、かもが、生きてる? 生きてる?、目撃してると泣きたくなって、仕方なく笑う私がいるだけ。言葉たちが並んでいく。言葉にならないことの総体として。世界は私の命で精一杯なのですよ。あなたはあなたの感情で……だからもう、眠ったりしないで。究極には…

ノイズ

轟音よ僕を削り取ってくれ1940年からスピーカーのコーンは紙で出来ているらしい僕の耳は痛みで出来た細胞ヘッドホンの主成分はアルニコ磁石でヘッドホンの中の世界.僕の脳は鉄分と真空管で出来ていて、橋の上、橋は流れ、私の憂鬱もミキシングされる. 私は…

夢で終わりなら

飴玉みたいに心細い、強さ。パソコンは何日もシャットダウンしたまま、電線でかろうじて繋がっているこの部屋。 LEDの電球色ビートルズ、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、ニック・ドレイク、レコード、そして真空管アンプ__少女たち冷蔵庫の庫内灯み…

山に沈んだ重たい木々たちは、夜の静けさの中で、ゆったりと眠りを眠る。 そして、それにしてもあまりに僕は僕自身なので、昼間の僕の思い出を、誰かの名前と取り違えてしまう。 ああ、山はいつだって僕を誘う。眠る鳥の夢は、僕を映す鏡。 僕はいつだって僕…

夏が来た。夏の空気。世界宇宙、夏、夏の空気は透明そして帯電してて細胞を、涙で満たす. いつ起こるか、それは分からない 衝動、壊れる前は、「いつ」は来ない なのに一秒は、痛みの鼓動 脈打つごとに振幅は揺れ大きくなり 世界は世界を外れ 私は私を外れ…

武器

ああ春の息春の春私はあまりに遠いので私自身もまた、誰かの武器なのだろう 心と身体と感受性をキーに込めて私は私の、遠い、遠い、遠い私を正確に撃ち抜くのです 死後が私の弾丸のありか心以外は文字も身体もピストルも同じ 私が興味あるのは会いたい人に会…

祭り

寂しさの祭り蛍や魚も集う祭り金色の土管の周りで、昨日の狩を祝う夕暮れの中で、灰色の泉に沈んでいく するめいかたちが泳いでいる靴を脱いで入水する人たち 私は国語辞典を抱いてもう長年、不眠症に苦しんでいる寂しさは負けないので、招かれるけれど みん…

明刻

辛いから書くなんてね刻むように、刻むように。 眠気を睡眠薬で飛ばして、悲嘆を待つ。 外では拍手、人の声、犬の声、空の動物たちの声! 何も無いことをこんなに夢見たことはない。エンジン音、エンジン音、電気の自動車の音。何日も起きていて、しかし、こ…

無題

写真集に手を翳す.――いつまで生きようというの? 活字が好き。印刷された文字が。 レモンの輝き私の用例・悲しみ、ロマンチックな死、何処で売っているのか逃げ場は逃げない死は。

丸を描いて指を入れる私をゴミ箱に捨てるように 天国には行かないけど帰り路はちゃんと知っている 帰るだけ私は帰るだけでいい

weak end

ベッドメイキング、シャワーを浴びる、入浴、ガラスの花瓶に入った花、 小さな、小さな、小さな家に住む。透明な、ガラスの家へ。本棚に凭れてギターを弾いていたい。詩と小説と海色のサイコロの棚……、、、 神の言葉は要らない。真理も要らない。科学的な真…

プラスチックの靴をはいて

1長い時間キャンバスを見詰めている。筆の先ではアクリル絵の具が固まりかけていて、その青色は僕の描こうとしている絵よりもずっと綺麗に見えた。僕は絵を描く時間より、白い画布を見詰めている時間の方がずっと長い。 僕はずっと、日本語が嫌いだと思って…

苦しみのない世界で会いたい

東洋の美というのが、最近よく分からなくなった。私は書とか和歌や俳句や、日本の昔の建築、書院造りの部屋なんかが、今も好きではあるけれど、それを見る私の眼には西洋的なフィルターが掛かっている気がする。私は消えていくのを至上とするので、万葉集や…

流れ行くメモ

1スミスを聴いている。BOSEの白いスピーカーで。タイプライターが欲しい。僕の指先から紡ぎ出されていく言葉たち。指先はとてもアナログだから、アナログの書字機械の方が親和性が高いかもしれない。英語を書きたい。とても。フランス語も書けたらいい。世…

宇宙の果てのこの夜に

血管をロックとテクノが流れてく古代人の血なんかじゃなくて 色の無い宇宙の果てで人類の最後のひとりを演じていたい 人間を愛することの弱さだけ信じていたい、神様よりも 幻滅に満たされて「人が嫌い」と書き殴ってる、人の言葉で 異常だと言われるくらい…

メモ

1僕は宇宙を生きている。同時に社会を左脳的に生きている。僕はそのどちらも好きだ。 言葉は生きているということ。 人の属性じゃなくて、人間そのものを好きになれたらいい。人を区別することに時間を割きたくない。 言葉はまるで生物のよう。体温があって…

日記

4月6日(水)、完璧な僕になりたい。僕以上でも僕以下でもない僕に。僕自身でいたい。他の人と比べて、優れた人間になりたいという訳じゃなく。しかし、仮に今までに優れた人がいたとするならば、その人たちは、単に他の人より能力が高かったのではなく、た…

日記

3月30日(水)、朝、久しぶりに熟睡した。この間、頭の中がとてもシンプルになったような気がして、嬉しかった。けれど眠ってしまったら、この感情は消えて、また頭の中が混沌とするんじゃないかと思って、出来るだけずっと起きていた。けれど、いよいよ眠く…