メモの詩

透き通る日々
未知と無知、それが僕の生きがい
壊れた潜水艦のような
ガラスの声がする


蓮の花
それは知らない言葉に似ている

そして僕は言葉に縋る
音にも縋る

内省的になると声が出ないし
外向的になると言葉に病む
僕は僕を忘れていく

左脳と右脳に仲直りして欲しい
薬を飲んで
脳に命令する

忘れかけた自分に手を伸ばす
指は割れることなく
魂は崩れつづけて

昨日と同じギターを
昨日とは違う世界で弾いている