ノートから

現実はゆるぎなく ゆるぎなく ゆるぎなく
存在している

僕はただその中にいる
皆が連関している
僕の思考も、聞こえる音楽も

ただ愛すること 目の前の現実を
今しかなく愛すること それだけで、
ただそれだけで僕らは必然のかたまりなのに、

雑音とでさえも、ぼくはそこにいて、
それはぼくの中の、風圧、それから脱力した
深い( )鋭利な 病因、

声が苦しい方向から、ほんの少し 来る、
増える 高められる 愉快な、退嬰した、

内部的な、攻略された、訓練された
ただがくぜんとした、僕は僕としての、
文学的  な空気とかの延長ではなく、
 文 や 学 など 、空間を小刻みにする
だけ


空気を 見ること
私は そこに 生きていること

私は 全ての あなた であること

I am he as you are he as you are me
    and we are all together.

静けさ.  silence.
涼しい音。  奈落の 快 音

あなたが私を怯やかすことはない
あなたが考えている私は
私(だけ)を考えている

空気だとか、理解不能だとか
音楽だとか、理由だとか
ただ何となく生きている空気の呼吸の部分に
引っかかる

私は注意反応を、あなたの彼方に設定して
いる  書き直している、

【移り 変わる だけだ
【移り 変わる だけ、

そこに全ての、 力がある


装い?   そぶり?


ただ外を見て、楽しくなろうと努力すること、


感覚の比喩、 空間のメロディ、

何もかもが      に向かって延びている


せせらぎのリズムで 音韻で、
ゆらぎ また延びて 降りてくる
入りかけの奈落の 入り口のあたりで
ぼくはもう 平均的な 叡智を えたのだから
震えるあたりで歌をつむいでいようよ
歌をつむいでいようよ、


眠りかけの 呼吸のさわぐ音の頃合いで、
リズムが変に 喜びの温度を提げかけている
有名な 南の国の太陽を
風の音程で 受け止めている

自律のリズムで。

白い日さえ、もう見ない。
震えかけてて、もう、見えない。


[人生をかけること、]  Love is real.
Love is all you need.

愛と向上心。堕落しないこと。
そしてまた、生き始めること。

 

Life is better than words.

声を拡げても、日々の吊り皮に寝られないとき、
あなたは抽象画を、感性の立ち位置として、
念には念を入れて、息の震えを、
やわらかい甘さに詰めようと考え、
郵便には単一を、
夜の配分には満ちる微笑を、

口の中で甘いゆくえを転がしながら、
眠る前には笛だけを抱いてゆく、
あなたの声の温み
だけを。


 Dylan's Song

低い声で笑いながら、
また、あなたの指、やや
太めの優しい指のみが、

私に愛の方位を知らせてきます