人が産む光ばかりが鳴りひびく鼓動のままに歌っていたい
目が回る、空をようやく探し当て、涙を宇宙の彼方へ落とす
横顔と後ろ姿しか知らない孤独のルールを破り捨てたい
退屈で平和な街に憧れた。死体だらけの脳波が消えた。
苦しくて誰も嫌いになれなくて休む暇なく割れる星たち
安っぽい音楽ばかり残るだろうこの身を早く焼いてください
……とても好きとっても好きで死ねなくて、好き、は宇宙の終わりに似てて
全て、月も地球も太陽も隠しごとしながら惹かれ合ってる
生きている、街の光は永遠までの道のりを立ち尽くしたまま
結局は人は祈りに辿り着くまでの悲しい愛にすぎない
忘れたい思い出ばかりが歩いてる花火が割れたみたいな視界