2026-01-13 虎の為に 詩 鉛筆が折れて、その音からディスプレイに映し出された、冬。あなたは言いましたね、現代人には本当の夜が無いと。私はみんな嘘だって知っているんです。夜も、朝も、憂鬱も、みんな。白いLEDに照らされて、私は能面みたいに、先祖返りして、ピアノかチェロかギターを、例えば虎の為なんかに弾きたいと、思いつつ生きてきました。 結局のところ、夜は自殺です。あなたは虎の声を聞いたことがありますか?