2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧

今はむかし

詩

1今は昔の出来事です。過去の影から送られてきた命の種が発芽するまで、ここは私の居場所じゃない。出来事なんて本当は起こらない。ばしばし叩くエンターキー、私の指の骨、ネズミの日、音楽なんて巨大な外部/内部(の)記憶装置で、いつでも私は映画みた…

ゆううつ

詩

ずうっと昔、たしかに地上に生きていた誰かの物語を考えてた。白いベッドがあって、船みたいな冷たい影が過ぎていく。あるいはとても未来、そこは冬でもなくて、どんな季節でもない。まだ誰も叩いたことのないタイプライターが、樹々のあいだに並んでる。夕…

今日の日記

6月21日(金)、 今生きていることは、ものすごいことだ。ただ、あるがままで、とんでもないこと。見えるって、聞こえるって、僕が存在することって、どう考えても驚くべきことだ。それに宇宙があるって……。 時々、自分が生きていると言うことに、本当にびっ…

昨日と一昨日の日記

6月19日(水)、 どこの楽器屋だったか忘れたけれど、楽器を大事にしない人は入店をお断りします、と明記している店があった。ジミ・ヘンドリックスは確実に門前払いされるだろう。何せジミはライブで、大勢の前でギターを叩き割って、それに火を付けて、そ…

家畜小屋にも雨は降る

詩

ある朝、サソリを捕まえて食べている、凍り付くように退屈で美しい朝、僕たちは転げるようにすいすい歩いて行き、それは行進となる、楽しくて堪らない、音楽!、髪の毛はノートに絡みつき、冷蔵庫には昨夜の骨にまだたっぷり肉が付いて残っている。

冬眠

詩

体は丈夫なはずなのに、なぜか動くのが嫌になるときがある。僕のメイン電源が切れて、予備電源だけがちらちら光っているような状態。授業中、急に言葉が理解できなくなって、ただ湧きあがる感情は、「やめたい。眠りたい。帰りたい。」力が出てこなくて、鉛…

メモ(世界の大きさ)

世界の大きさは決まっていない。ニック・ドレイクは助けを求めていたけれど、得られないまま薬で死んでしまった。「助けてくれ!」と叫んだジョン・レノンは、奇跡的にヨーコに出会って、生きることが出来た。世界はとても危うい。安定した世界の中で何か危…

日記(明日からは)

6月15日(土)、 一昨日の午前3時から、昨日の夜まで起きていた。ふらふらしていたのに、上手く寝付けないので薬を飲んだら、いつの間にか寝ていた。 妙な夢ばかり見た。「私たちは植物を利用しての翻訳をしているのです」という声を聞きながら、書物を翻訳…

日記(少し体調が悪い)

6月12日(水)、 午前8時。調子は上々。昨日と一昨日は喜びの感覚を喪失していたみたいだったけれど、今朝は壁紙の模様でさえくっきり見える。 ヘッドホンでザ・ヴァーヴを聴いている。まるで鼓膜なんて存在しないみたいに、音楽は耳の奥の方で、それから手…

日記(また薬を飲み過ぎている)

6月9日(日)、 今朝はまた寒くて、7時半にシリアルを食べると余計に身体が冷えたので、部屋に戻ってベッドでうとうとしていた。正午過ぎにやっと起き上がったけれど、頭がぼーっとしている。初夏と夏の境目って何処にあるんだろう? 毎年毎年飽きもせず、春…

巣穴の中で

思い出の淡く儚いパンの匂い、空気を食べて生きて行きたい 生きている、世界はとても広いから僕の居場所もあるはずだから 中庭に舞い降りてくる星たちをふたりベッドで並んで見てた 宇宙的直感力があったはず、無意味な雨の音の向こうに 朝焼けが全ての嘘を…

電子の国で

死を覚悟したあの朝の太陽が僕の命を揺るがせたまま 「鬼は外」から逃げた鬼が自炊して豆などを煮て暮らしてる村 今日もまたそうめんだけで生き延びた、梅雨の終わりを少し祝った 真夜中が私のために泣いている銀河も屋根も息をひそめて 夢で見た景色みたい…

日記(意識のこと、など)

6月8日(土)、 あまりぐっすり眠れなくて、早朝に目が覚めてからも、ぐずぐず何時間も毛布に包まっていた。少し寒かったせいもあるかもしれない。朝、7時半にやっと起き上がったけれど、9時頃までぼーっとしていた。メタルを聴いて目を覚ます。今朝もまたマ…

日記(夢、音楽、友人のこと)

6月7日(金)、 不安はもやもやして掴み所が無いのに、それは絶対的で、悲しみさえも覆い尽くしてしまう。壊れた心身に、あちこち継ぎを当てて生きている。 明け方になって眠ると、ウミヘビを捕る夢を見た。熱帯魚を飼おうと思って水槽を買って、近くの池に…

日記(走り書きのメモ)

6月6日(木)、 朝起きて、早速今日更新されてた『無職転生』を見て、めちゃくちゃ感動して「ロキシー!!!」って思って、その後、YouTubeで神経生理学とかAIやロボットについての動画を3時間くらい見ていた。何か違うよね、っていう違和感があって、その違…

日記(雑然としている)

6月5日(水)、 薬をあまり飲まずにいると、お腹が減らないどころか、お腹を壊してばかりだ。もう少し痩せようと思っているので、ちょうどいいのだけど。体重自体は標準体重よりも4kg軽いのだけど、何せ筋肉が付いてないので、全体的には痩せてるようでも、…

日記(僕の世界観について、など)

6月4日(火)、 午前0時、一日中父と顔を合わせないのも余計に気まずく感じたし、お腹も減ってきたので、一階に行って、納豆とゆず味噌でご飯を食べてきた。父はiPhoneで、東京にいる孫の動画やニュースを見ていた。日本の政治がどうの、という話を少しした…

日記(薬を少し抜いている)

6月2日(日)、 やわらかい風が吹いて、僕の頬を撫でていく。草がひっそりと揺れていて、家々の屋根は四角く、また斜めに、直線的に、薄青い空を切り取っている。電線が黒く、どこまでも続いている。景色が……、と思う。好きだな、とは思わない。僕はただ、眺…

日記(記憶について)

6月1日(土)、 記憶の底、もしかしたら脳が形成される前の細胞が、既に持っていた感情や記憶。産まれたばかりの子供が泣くのは、もしかしたら身体が震えるほど寂しいからかもしれない。生きることは、究極には誰にも守られない、孤独なことだから。誰も、誰…