2023-09-24 (ripples) 詩 (あなたは、) ひとりきりの部屋で目覚め、あなただけが開くことの出来るパソコンの日付に、奇数をかくにんする。あなたは窓をゆっくりと持ち上げ、首をねじ曲げて、今日の三人称を、水で満たしていく、「今日の彼らは、溺れながら、魚のようにひれが付いて」、 全てが満足そうな街の水の底で、あなたの死角には、限りない喜びに満ちた、遺書の、表紙のような色をした花、が咲いて、 電柱には、光景がさざなみのようだ。