2023-09-05 花火 詩 赤、青、緑、、、青、青、青…… 僕は君に届きたいだけ。でも僕は君に永遠に届かない。君はメールを通ってやって来る、その行間から、雨は降り続け、楽しい時も、悲しい時も、僕は酸性雨の中にいる。 海から選ばれ、空から選ばれ、僕は花火の最後の一粒。 僕はメールの行間に付いた染み、誰も気にしない、僕の叫びには温度が無いから。 君に目覚めていて欲しい、けれど君は君自身に気付かない。 君は大きな海そのもの。僕はそこに落ちていく、花火の最後の一粒。