2023-09-10から1日間の記事一覧

白く、味のしない死んだ軟体のような夢を抱えたまま、僕は出かける。そして

時には、電飾の光が柔らかい感触となって、僕の視神経のうらがわの白いふくらみを感覚もなく突き抜け、そして瞬間、目覚めたままの「僕」の大切な悪夢のような暗がりには永遠の雪が降ります 僕は真っ白になります 「真っ白な永遠に満たされる」それが、頭痛…

消えない痛みもあなたのこともクジラのように忘れました 昼間麦の入ったコーヒーを飲んでいると不意に涙が出てきました 自転車に乗って風のない谷から一人の影がやってきました 体が液体のようにぶくぶくになればいいと思いました