(思い付きをメモしたノートからの抜粋です。)
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夜の中の孤独感、
孤独ばかりを集めた博物館。
――夜と静けさを瓶に入れて。
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目を擦りながら起きる。ちょっと素敵な仕草だと思う。
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見覚えのある風がやってきた。夜だった。
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眼に映る全ては詩。
そして耳に聞こえる全ても。
全ては詩。
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まるでひらがなで出来た王国のように、空を呼ぶ。
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私は歩きながら、そして言います。
拡大し切れていない12月について……
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空気を掴むデジタルのスポーツ。
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「みんなが思うように、彼女のエピローグが辛かった訳じゃない。
それは静止画だから。」
姉の死体も、そんな風に世間から隔絶された。
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「我思う、故に我あり」と思ってる自分を意識している詩人……