夏が来た。夏の空気。世界
宇宙、夏、夏の空気は透明
そして帯電してて
細胞を、涙で満たす.

     いつ起こるか、それは分からない
     衝動、壊れる前は、「いつ」は来ない
     なのに一秒は、痛みの鼓動
     脈打つごとに振幅は揺れ大きくなり
     世界は世界を外れ
     私は私を外れる
     正しい方向に行くのだ。
     崩れて、叩きのめされて、
     いつの間にか血だまりに灰色に
     屈折している骨の脆さ

Tシャツでいると素敵な気分だ
私の宝物、部屋は今、高度何千メートル?
地上は悲しい。僕が歌うとみんな笑い
泣き、僕だけが珍しい見慣れたリアルを見ている
崩れ落ちそう、転げ落ちそうに
ギターをこんこんと叩く
ギブソン製で良かった
甘い匂いがして、その内、眠れそうで

疲れましたね......

疲れた誰かと眠りたい。
ぐずぐずと腐って混ざって木になって
誰かと誰かが僕が誰だか
私だか、分からない明るさ

ふたりでひとつの木になって
花など咲かせず、空も目指さず、
素朴な日陰の木になって
キノコなどを友達にして
生きていましょう

          ギブソンのギターで良かった
          バニラの匂いで、眠れそうです
          これから書き、歩む小路が、私の、夢
          眠りたくなったら
          私を読んでください

私はいつもこの部屋にいます
夢を夢見て夢見られながら
永遠に、私は、――――

  そしてついに静寂は破れ、そうです
  「。」を書いて終わります
  それでは、また(本当にまた)会いましょう
  ――本当に(夏の細胞)、(空のエンジン音!)、
  生きてますから。