武器

ああ春の息
春の春
私はあまりに遠いので
私自身もまた、誰かの武器なのだろう

心と身体と感受性をキーに込めて
私は私の、遠い、遠い、遠い私を
正確に撃ち抜くのです

死後が私の弾丸のありか
心以外は
文字も身体もピストルも同じ

私が興味あるのは
会いたい人に会うこと
もう死んでしまった人の墓参りをすること
私の墓にも多分誰かが来てくれること
虹のように無意味でカラフルな
言葉を書くこと、完璧にシンプルで私らしい
トランクを持つこと、そしてそれを譲ること

言葉の弾丸を連射して連射して連射して、
部屋中原稿だらけになって
血まみれの身体で
笑っていたいだけ