明刻

辛いから書くなんてね
刻むように、刻むように。

眠気を睡眠薬で飛ばして、
悲嘆を待つ。

外では拍手、人の声、
犬の声、空の動物たちの声!

何も無いことをこんなに夢見たことはない。
エンジン音、エンジン音、電気の自動車の音。
何日も起きていて、しかし、
これほどまでに生きてるとは、(!)、

刻むように、刻むように。
ノートはまるで、石版のように。

肥大を待つ、痛みを待つ、
苦しみ、ブルー、消滅、
言葉の消滅を待つ。
言外の透明な、運命を、

命運を待つ、故郷を、
とんと落ち、あとはノイズを鳴らすだけの
レコードの針を。
にしても私は、生きてるなんてね。

刻む、刻む、勇気は無く
ペンがあるだけ、
そして父にはまた怒られるのだ
お前は将来浮浪者なのだと。

エンジン音、そして足音、
やって来る、エンジンと共に、
全てが、悲しみが、
全てやって来る。

そして私はばらばらになるだろう。
運命の人、運命の人。

逃げろ!
「その時」は来るのだ。
破裂!
キーを壊す、壊す、壊す、
ああ
私は生きてるとは!

運命とは!