メモ

身体に、あまり何も身に付けたくない。昔僕は、ピアスと、ピンクのカラーコンタクトを付けていて、コンタクトはなかなか気に入っていたんだけど、ピアスはヘッドホンを付けるときにすごく邪魔なので、1年くらいで外してしまった。眼の色を変えることは楽しい。でも段々、外国製のカラーコンタクトの危険性が指摘され初めて、気軽にネットで買えなくなった。何も付けたくない、と言いながら、例えば大きな指輪をいくつも嵌めて、ギターを弾いているジミ・ヘンドリックスが格好いいなと思ったりする。

最近また、スピーカーで音楽を聴くのがとても好きになってきた。昔、音楽を激しく求めていた頃、僕はヘッドホンより、スピーカーで聴くのが大好きだった。ここ10日間ほど、自分の部屋にいるときは、大抵スピーカーで音楽を聴いている。夜中の美しいひとりの時間は、お気に入りのヘッドホンの中で、音楽に浸っている。ヘッドホンを付けていると、まるで音楽だけで宇宙が満たされているよう。スピーカーの音は、優しい海で私を包む。どちらの聴き方も、本当に好きだ。

消えてしまったもの。忘れかけていたもの。遠い遠いものたちの、消え入るような美しさ。

僕は、何よりも、世界について知りたい。でもそれは既に、何もかも知っているような気がする。私の細胞が、全て覚えている。過去も、未来も。

一枚のアルバムは世界だ。
一冊の本が世界であるように。

言葉って本来とても自由なものだ。私には私の感傷がある。多分、思いっきり感傷的に書けばいいのだと思う。……永遠の感覚。……今私はここにいて、ここにいない。溶けていくような感覚。もう一度得たいな。書くことで得られた、私はここにいなくて、同時に全てが完璧にある、という感覚。どうすればそこに行けるのか、いろいろ方法論は考えたけれど、どうしても、私は書くことから追放されたとしか思えないときがあって、死にたくなるんだ。

言葉が好きだ。最近はそう、衒いなく言えるようになった。

その感覚さえ手に入れば、別に私は、既に書かれた私の言葉が誉められようと、そうでなかろうと、構わない。ただ、私は全てになりたい。

言葉に対する求愛。いつかそれが報われるだろうか?