詩のようなメモ

全てが遠い。
遠くて、何ひとつ僕を傷付けるものなんて無い。
人たちが何か言っている。それは僕のことであって、
僕のことではない。だって僕は、ここにいて、
ここにいる僕だけが僕なのだから。
何も、感情的に受け止める必要なんて無いんだ。

私は私の静かなねぐらを探している。
私は私の小さな棺を探している。

人に何かを見せるために生きている訳じゃない。

少しずつ、全てが減っていく。
想像の海の中を泳いでいく。
現実という、想像の海。

早く死ぬのがいいのだと思う。
お墓も狭い方がいい。
人類はゆっくりと、滅びるのがいい。
それでも願いは、何処かで息づいたまま、きっと。

みんなが、生きてるだけでいい、ってなればいいな。
生きて、死ぬこと。
生きることは死に続けること。それが、全てなのだから。

誰かにとって価値があるのはすばらしいことだね。
でも誰にとっても価値がないのもすばらしいことだ。
魚のように。
たったひとり泳ぎ続ける。
生きてること、それだけで光っていて、
死んでも消えない光を、みな知っている。

ただ生きて死ぬ。それだけでいい。