Fenderのアコースティック・ギターを買った

Fenderアコースティック・ギターがかなり気に入っている。買ってすぐに弾いたときは、少し張り詰めた音だなと思ったのだけど、ペグを取り替えると、弦のテンションが落ちて、少し緩い音になった。すごく好みだ。以下、Fenderのギターが好きだな、という、おそらく僕自身にしか興味がないだろうことを書こうと思うのだけど、全てペグを(GOTOH製に)取り替えてからの感想なので、購入を検討されている方の参考には、あまりならないと思います。しかも、僕は、サイズの合わないペグを無理矢理押し込んで取り付けたので、かなり音の性格が変わったはずです。ちゃんとサイズの合うペグを買った場合、弦のテンションは多分変わらないと思うので、僕の持っているギターよりも、硬めで、煌びやかな音が出ると思います。何にしろ、初期装備のペグはあんまり良くなかった(チューニングがとても合いづらかった)ので、ペグだけは是非とも交換した方がいいと思います。
Fenderのギター(PM-3)は、前のGuildの(M-120)と違って、弦が新しいほど、いい音が出るみたいだ。Guildのギターは、弦が新しくてまだ全然錆びてない間は、金属音が響きすぎて安っぽい音がしたのだけど、Fenderのギターは金属音がとても優しく、美しく響く。弦が錆びてきてもそれなりにいい音がする。まだ買って一週間なので、弦が本格的に錆びてきてからの音は分からないのだけど。新品の弦でいい音がする、って気持ちいい。単純に音の質が高い、という気がする。Guildのギターもかなりいい音がすると思っていたのだけど、Fenderのギターはさらに音が優しくて、いいと感じる。両方ともオール・マホガニー製なので、音の性格はあまり変わらなくて、ニック・ドレイクの弾くギターの音にそっくりなんだけど、Fenderの方が、音が柔らかいし、しかもくっきりした響きがある。Guildの方が少し乾いた、神経質な(線の細い)音が出る印象で、Fenderはほんの少し湿ってふくよかな感じがする。澄んだ、水のような、幻想的な音。Guildの音の性格もかなり好きなのだけど、線が細いのは、単に弦が錆びていたからかもしれない。僕は、錆びて、音がぱさついてきたのも好きだ。あと、単純にFenderの方がボディが大きいからか、音量もやや大きい。Guildのギター…M-120は、ニックが使っていたギターのレプリカなので、ニックのギターの音にそっくりなのは当然なのだけど、Fenderのギターの方もかなりニックの音に近い。ニックの弾くギターの音が、僕は一番好きなので、その音に似てるかどうかは、僕にとっては重要だ。
Fenderのギターは、試奏せずにサウンドハウスで買ったのだけど、格安だったし、作りも最高に良く、仕上げも丁寧だし、調整もきちんとされていて、音も弾き心地も素晴らしい。安いギターに多いポリウレタン塗装じゃなくて、つや消しのサテン仕上げ(Guildのはポリウレタン塗装)だし、カッタウェイが入っている(高いフレットの音が弾きやすいように、ボディが左右非対称の形になっている、ということなのだけど、説明しにくい)のが本当に便利で、音の幅がすごく拡がる。カッタウェイが入っていないと、アコースティック・ギターでは演奏不可能な曲がけっこうある。……Guildのギター(M-120)は、たしか6万円台で買った。色はチェリー。Fenderのギター(PM-3)は6万6千円で買った(7万5000円で売っているけれど、ポイントを使ったのと、ポイントを貰ったのとで、実質。7万5千円でも相当に安いと思う)。色は茶色、というかマホガニーのままの色。M-120は、とても評価の高いギターなのだけど、数年前からどんどん値上がりしていて、今は9万円は出さないと買えない。Fenderエレキギターでは世界一有名な会社だけど、Gibsonと違って、アコースティック・ギターでは完全に新参の会社だ。おそらく外部委託で、Fenderのロゴだけ付いた、とてもチープなギターは出していたけれど、本格的にアコースティック・ギターに参入したのは、おそらく、2017年にPMシリーズを発表してからだと思う。僕はGuildのが壊れてから、オール・マホガニー製で、6、7万円くらいのギターを探していて、該当するのがFender社製だけだったのだけど、PMシリーズについて書いているサイトが、日本語ではまるで無くて、仕方なく海外のレビューを見て回った。それで、かなり絶賛されていたので、大丈夫だろうと思って買った。あと、YouTubeで試奏動画を見て、なかなかいいと思ったので。
このギターについては、多分また書くだろうと思います。とにかく素晴らしくいいギターです。