終点

やさしさに満ちた孤独が世の中の誰の鼓動の中にもあって


デジタルの宇宙は続くどこまでもあなたが0で私が1で


僕は僕、冷たく弱い、ただの僕、子供でもなく、大人でもない


生活じゃなくて宇宙にいるんだよ誰も他人のようになれない


チャコールが紙にこすれて行くように私の月は今も欠けていく


情報の海の底まで沈みたい君の心の温度に会いに


理由なら用意してあげる君がもう私を見捨てられない理由


僕はもう死んでるなんて言えないで生きてるふりを反芻してる


この空に全てが溶けて行きますようあなたが青に浸されますよう


泣き過ぎて涙の海になれたなら君の岸辺に寄れるだろうか


金色に光る真夜中、僕だけが僕の身体にお別れできる


僕だけが息をしている訳じゃない全てが僕の夢だとしても


真夜中の意識に浮かぶ空の傷、誰も泣かない私の葬儀


気が狂う寸前僕が笑ったら君も笑って、僕を殺して