2022-05-06から1日間の記事一覧

言葉では見えないけれど

言葉にならないことの多さ。そしてそれが、言葉の豊かさ。 まるで眠っているみたいに、夢の中でタイピングしていたい。 困っているのはあなた?、それとも僕?ベッドの上、僕は無限の数の住人で、一人で、たまに宇宙の全て。 何も見たりしない。盲目で、脳に…

人里離れた木の家でタイプライターで小説を書いていたい。 静かに、小さに、ひとり、ひとりで。 私 忘れられたピンボール・マシン白黒写真にだけ残ってる兄弟の、白骨化した遺体みたいに 静か 私はここにいるヘッドホンの中に ヘッドホンは、最強の武器異世…

個人主義

ゆっくりと、ゆっくりと、ゆっくりとカーテンを閉める何かを忘れているから、カーテンを開けっぱなしにはできないぐったりと悲しい思い出全ては繋がっているこの鉄がこの鉄であるということは宇宙の果ての鉄もこの鉄宇宙の始まりと共に全ては生まれたここも…

LEDの夕暮れ

生きていることの実感は美しい美しい、は生きていることの実感世界には100億人もの人々がいるらしいもう死んだ人も合わせれば.ということは100億もの世界があるということだろうか?全てを知りたい私の世界の、この世界の、そして100億の人々の世界の全て全…

非常ドア

何も、かもが、生きてる? 生きてる?、目撃してると泣きたくなって、仕方なく笑う私がいるだけ。言葉たちが並んでいく。言葉にならないことの総体として。世界は私の命で精一杯なのですよ。あなたはあなたの感情で……だからもう、眠ったりしないで。究極には…

ノイズ

轟音よ僕を削り取ってくれ1940年からスピーカーのコーンは紙で出来ているらしい僕の耳は痛みで出来た細胞ヘッドホンの主成分はアルニコ磁石でヘッドホンの中の世界.僕の脳は鉄分と真空管で出来ていて、橋の上、橋は流れ、私の憂鬱もミキシングされる. 私は…

夢で終わりなら

飴玉みたいに心細い、強さ。パソコンは何日もシャットダウンしたまま、電線でかろうじて繋がっているこの部屋。 LEDの電球色ビートルズ、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、ニック・ドレイク、レコード、そして真空管アンプ__少女たち冷蔵庫の庫内灯み…

山に沈んだ重たい木々たちは、夜の静けさの中で、ゆったりと眠りを眠る。 そして、それにしてもあまりに僕は僕自身なので、昼間の僕の思い出を、誰かの名前と取り違えてしまう。 ああ、山はいつだって僕を誘う。眠る鳥の夢は、僕を映す鏡。 僕はいつだって僕…

夏が来た。夏の空気。世界宇宙、夏、夏の空気は透明そして帯電してて細胞を、涙で満たす. いつ起こるか、それは分からない 衝動、壊れる前は、「いつ」は来ない なのに一秒は、痛みの鼓動 脈打つごとに振幅は揺れ大きくなり 世界は世界を外れ 私は私を外れ…

武器

ああ春の息春の春私はあまりに遠いので私自身もまた、誰かの武器なのだろう 心と身体と感受性をキーに込めて私は私の、遠い、遠い、遠い私を正確に撃ち抜くのです 死後が私の弾丸のありか心以外は文字も身体もピストルも同じ 私が興味あるのは会いたい人に会…

祭り

寂しさの祭り蛍や魚も集う祭り金色の土管の周りで、昨日の狩を祝う夕暮れの中で、灰色の泉に沈んでいく するめいかたちが泳いでいる靴を脱いで入水する人たち 私は国語辞典を抱いてもう長年、不眠症に苦しんでいる寂しさは負けないので、招かれるけれど みん…

明刻

辛いから書くなんてね刻むように、刻むように。 眠気を睡眠薬で飛ばして、悲嘆を待つ。 外では拍手、人の声、犬の声、空の動物たちの声! 何も無いことをこんなに夢見たことはない。エンジン音、エンジン音、電気の自動車の音。何日も起きていて、しかし、こ…

無題

写真集に手を翳す.――いつまで生きようというの? 活字が好き。印刷された文字が。 レモンの輝き私の用例・悲しみ、ロマンチックな死、何処で売っているのか逃げ場は逃げない死は。

丸を描いて指を入れる私をゴミ箱に捨てるように 天国には行かないけど帰り路はちゃんと知っている 帰るだけ私は帰るだけでいい